２００９年秋

■初めての参加でしたが同室の方々との会話の一つ一つにも色々と考えさせられた
り教えられる事があったのでとても意義のある３日間となりました。改めて母自身の内
面について考え、自分の内面について考え、少しは癖のようなものが浮かび上がっ
てきた気がします。

　日頃思っていることでも口にし出して聞いていただけることで、こんなにもスッキリで
きるのかと思い心が洗われた気がします。参加するにあたって目標としたところまで
は残念ながらたどり着くことはできませんでしたが、今後生活するためのよい指針を
頂けたと思います。

■今回のエゴグラムで、特徴などすべて私の身に覚えのあることでした。 私は今ま
で母に対する反省が出来ず困っていました。これまでに何回かやってみた事があり
ましたが、いつも途中で逃げ出していました。「母親のことがさっぱり分からない」「母
親の気持ちになれない」こういう気持ちを持っていたことが そもそも間違っていたと
思います。この度はそれを乗り越え意外に素直に母に対する反省が進みました。自
分の中のいろんな汚い気持ちを10才頃まで出し切りました。そして分かったことは、
私は何もかも全てを母親のせいにして素直にならず、 とてもゆがんだ心を持ってい
たことでした。これは今世の最初からもっていた私の業だと気付かせて頂きました。

　「なぜそのような心になってしまったのか」それを調べるには多くの時間が必要で
すが、この短い時間の中で分からせて頂いたことは 、「これからどういう風に生きて
いくか」の中でその原因を見付けていきたいと思いました。 してしまったことは、取り
返しがつきません。沢山反省もした上でどのようにすれば許されるのか、その人に許
してもらえるのか。

　そういうことを思いながら自分を殺して生きるよりも、まずは自分の心に得させて頂
いているものに添って素直に生きてゆき、その中から分からせて頂きたい。姿勢を低
く、上に出ないように生きてゆこうと思います。その時点で始めてお詫びができるの
ではないかと思いました。

　今回の反省会で調べさせて頂いたことは全て書き出しています。これを宝物にして
ゆきます。　

■生まれて来てから今迄に関わって来た人々を思い出しましたら、多くの人に何かを
してもらったりお世話になってきたことを改めて思い出し、人は人同士支えあってい
るのだと思い感謝が沸き起こりました。

　禅定して無になりたいと思いましたが、中々難しくその内色々な事が思い浮かびま
した。僕自身、身内、知人などの今現在の状況を見て考えると、やはり原因が有って
結果が出ていることが解りましたので、これからは反省を更に深め自分の「業」を見
出すよう精進したいと思います。

　これからは周りで困っている人がいれば、正法の教えを直接言えなくても何かで伝
えるように心がけたいと思いました。

■今回の反省会は妻が早々に申し込み、行くように促されました。半分いやいやと
いう気持ちが強かったのですが 、研修会をやり終え気持ちに輝きが持てたようで本
当に良かったです。この場をかりて妻に「ありがとう」と言いたいです。

■初めてエゴグラムを受け、現在の自分の心のあり方について正しく捉えていなかっ
たことに気づかせて頂けました。

　自身が心を閉ざし人間関係がうまくいかない原因は、つい最近の環境にあると誤
解していたことに気づきました。根本的な原因はもっと昔から子供時代から身につけ
てしまった「業」にあることに気付き、目からウロコが落ちる思いでした。

　自分の甘え、依存心、鈍感さがいかに他人様にご迷惑をかけてばかりきた事に気
付かされました。自分の「逃避する業」が人間関係をうまく作れない原因であり、その
結果孤独に身を落していたにもかかわらず、それでも愛情をかけ続けて下さる法の
先達の存在のありがたさに感謝して止みません。

　反省会から帰っても、日々反省のくり返しで「業」を修正し、いつの日か人の痛みが
解る人間になりたいと思います。

■自分の心が自身の苦を作っていると分かっていてもなかなか修正出来ず、自分は
本当に前に進められているのかとその愚かさに日々不安になっていました。

　そんな中、今回のエゴグラムは前回と同じ課題がでて、やはり自分は前に進めてい
ないと思いました。しかしその課題の解消方法を無意識に自分の自身の課題として
取り組んでいたことに気付き、大変うれしく思いました。

　また同室の方々の反省を聞かせていただく中、これまで意識していなかった自分
の課題に気付くことも多くありました。帰ってからも引き続き反省を深めてゆきたいと
思います。

■「悪業」の始まりはたった一つの小さな石ころに過ぎないということがよく解りまし
た。たった一つのトラウマが次々と他の傷を創り今の自分を形成していました。　　　　
　今回はその中の一つしか反省できませんでしたが、「始まり」を知ることが出来、今
後の課題も明確に分かりました。

　正法に出合わせて戴いて何年にもなりますが、やっと始めの一歩を踏み出せまし
た。今までは歩くための準備をさせて頂いていた、無駄なことは何も無く、全ては神
のご計らいだったのだということが良く解りました。

2010年春

■この反省会で母や家族について考えさせていただきました。母を通して改めて自
分自身の欠点を見つめ直すことが出来、少しは良い反省が出来たのではと思いま
す。
　今後も自分を高める努力を諦めずにしていきたいと思っています。反省会で考え
たことをきっかけに, 普段からより広い視野で物事を考えるよう努力をしていきます。

■今回は始めに前へ出て私の第一印象を皆さんに書いていただきました。自分を分
っているつもりなのに、改めて大勢に評価していただきショックを受けました。
　しかしどれも当てはまることばかりなので、素直に受け止めようと思ったら案外すぐ
に反省を始めることが出来ました。

　三日間を通して、「私には笑顔が足りない」「明朗快活に生きることを忘れていた」
がわかりました。これからは足りないところは補って、自分にプラスに生きて行きたい
です。

■反省研修会に初めて参加して以来、この会が唯一の楽しみだったのに、今回は何
故か日常の辛さが倍増するように感じた。
　取り掛かりから夜半の禅定まで泣けて泣けて、自分が自分である事が辛くて辛くて
たまらなかった。
　人から受けてきた愛や恩に、全く報いてこなかった自分が本当に情けなく思えまし
た。

　これからは心して前向きな自分になって生きたいと思います。

■今回の反省会は瀬川先生の存在価値、正法の値打ちを強く実感できた3日間で
した。
　瀬川先生に逢えたことや法を聞けたことを自分の宝として、又その宝を人に分けて
あげられる人間になるための努力を惜しまない人になりたいと思います。

■この反省研修会で、自分の業を終始するために私は神から最高の環境を与えら
れていることに気がつきました。また親を選んで産まれてきた意味も解りました。