人間はその知恵が行過ぎて、本音を隠して建前でものを言い、その為対人関係は不信にみちその最たるものが、「遊女は客に惚れたと言い、客は来もせず又来ると言う。嘘と嘘との色街で」と歌われた色街と、 皮肉にも国民の期待と信頼を担って国政を司る国会議員の国会でのやりとりだろう。

 しかし如何に美辞麗句の言葉で飾ろうと、することは本音であるとするならば、人間は言葉より相手の行為や行動の結果をみて相手の真意を見抜き対処することが肝心で、決して相手の言葉で惑わされてはならない。

 だから私達日本がアメリカといかに日米防衛協定を結ぼうと、アメリカの大統領は自国の平和と利益と繁栄を優先することが必須条件であり、防衛協定はあくまでも利害関係が一致する場合において有効である。利害関係が異なれば切り捨てられる場合もあることを肝に銘じることだ。

 解り易く言うと、女子供しかいない家族がいかに隣人にガードを頼んでおいても、隣人の家が火事ではそれどころではなく、女子供の家に強盗が入っても誰も助けに来ないのと同じである。

 


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